予想的中!!商売上手なお魚屋さん

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去年引っ越ししてからなんですが

ウチの近くにはとても商売上手な魚屋さんがあります。

 

そのときはまだオープンしたばかりで

呼び込みのバイトを雇い、

初めて通りかかってチラっと見たときは

今時呼び込みのバイトを雇い力を入れているなんて

一風変わったお魚屋だな…としか思っていなかったのですが

その日のぞいてみると…

 

 

おおっ!!

「ここの魚屋さんは商売上手だな、もっとお客が入るぞ」

って予想していました。

彼女と一緒に買い物していた帰りに、通りかかった時も

「ここのお魚屋さん、もっと大きくなるぞ」と話していたところ。

 

その1ヶ月後…

見事に予想が的中!!

それから毎日、夕方には外から商品のお魚が見えないくらい

お店にたくさんのお客さんが入っていました。

 

これはすごい!自分の予想が当たったので

私は競馬で一攫千金を当てた気分でした!!

(競馬をやったことはありませんが…)

もちろん当てずっぽうではなく予想が当たる確証はありました。

 

先週ではそのお魚屋さんがテレビ番組

世界一受けたい授業」で紹介されていました。

しかもリポートしていたのはあのお魚スペシャリスト

さかなクン」、

リポートの方も上手ですね。

 

 

 

良い商品を売るにはそれを伝える技術が必要

 

これ、言葉ではとても簡単そうなのですが

実際にやってみると難しい…

(現在、私もこれについて頭を悩ませています…笑)

ですがこのお魚屋さんは商品を売る技術があるとわかっていました

私はこのお魚屋さんにお客さんが入ったのは

次のいくつかのポイントがあったから

集客に成功したと思います。

 

宣伝メディアの利用、それを宣伝する

先ほど書いたようにTVに取り上げられたことを

しっかりと宣伝する必要があります。

店頭にはしっかりと赤く大きな文字で宣伝されていました。

もちろんTVに放送される前にです。

ましてや、さかなクンがリポートしたお魚屋さんなら

 行ってみたいものです。

 

並べるお魚を新鮮に見える工夫

お魚の下にはきちんと氷を敷きまして

そしてお魚と氷がキラキラ輝くように

オシャレな雑貨屋にあるような照明も設置

キレイに並べられていて商品整理もバッチリしています。

 

並べている商品を差別化、値段ポップの表現

「とれたて新鮮」「〇〇港から直送!」「ピチピチ!」とか、

値段ポップに入れてお値段は

お得に見えるように赤い文字で大きく書いています

そういった商品のアピールポイントは

ちゃんと商品によって変えているのもポイント

お魚、タコ、エビによってさまざま…書く内容が違います。

 

そんなアホなことで売り上げが変わるの?

と思われますがそういったことを

やっていなかった別のお魚屋さんが

アピールワードを入れ宣伝すると隣のお魚屋さんより

売り上げが1.5だが2倍まで上がったという話もあります。

 

 

外観と内装のこだわり

少々薄いブルーに白文字にお店名を入れた看板、

オシャレな木製の戸、夜には「魚」の文字に

ぼんやりしたライトを当てていて

オシャレなお魚屋さんを演出しています。

 

お魚屋さんイコール給食で働くおばちゃんの服装を着た人が

魚臭い店内にいる…といった印象を裏返すことで

一風変わった外観が通りかかった人たちの注意を引くのです。

 

…で一番推すべきポイントは外から中の店内が見えるように

ガラス戸を利用しているポイント!

お客さんが入っていないときは

お店のオシャレなお魚屋さんをアピール、

お客さんが入れば人気店であることを

アピールできます。

その町に新しくできたお店ならなおさら

こういった工夫がとても良い効果になります。

 

 

 

〇〇と絡めたキャンペーン

その時期に合わせたキャンペーンは

いろんな会社がやっていると思います。

クリスマスやら、バレンタイン、丑の日やら…etc

 

私が驚いたのは日本酒と

絡めたキャンペーンを過去にやっていた!

私が沖縄出身なのですが泡盛は苦手です…

ですが日本酒は大好き!日本酒を好む方は

(というか酒好きな方は)

何か良いつまみを探したがるものです。

(いま朝だけど飲みたくなってきた!)

それが新鮮な刺身、焼き魚などと一緒に飲めるなると

一気に食欲を駆り立てられます。

こういった部分を含めて商売上手だなぁと感じました。

 

 

適切なポジショニング

最も推すべきポイントかもしれません

この地域には某有名寿司店が所在しています。

私の勝手な予想なのですが

この有名寿司店が所在していなければ

この地域に店を置かなかったはずです。

 

え?なんで?寿司屋もお魚を提供しているのだから

同じ競合でしょ?と考える方もいると思いますが

あくまで「食」を提供する巨大なマーケットのうち、

そしてお魚提供者というマーケットのまたその中の寿司屋さん。

 

しかもその寿司屋、長蛇の列をほぼ毎日作っています。

 

ということはそこの地域にお魚を食べたい

顧客がたくさんいることがわかります。

お魚の需要があるということです。

 

反対に、

この地域に全く競合がいない!

という場合だと全くお魚の需要がない可能性も考えられます。

または過去にお魚屋さんを出している業者はいたが

需要がない、または少なすぎる、

取り扱う商品の質に需要がないといった理由で

撤退したということも考えられます。

 

そこで魚の需要がある地域に

競合の寿司屋さんに対して

オシャレなお魚屋さんというポジションを取ったわけです。

ポジショニングに関しては

現在、作成中の無料レポートの改良版にて記載しようと思います…

 

しかもこのお魚屋さん、ホームページを見ると

他店舗ではクッキングスクールもやっているのだとか、

地域住民を巻き込むことにも成功しています。

 

きっとこれから店舗を増やしていくんだろうな〜

そんな予感がしてならないです。

 

 

 

先日、アップしました動画の「とある海賊二人のお話」を今度、

文章で見られるように記事にしておきます。

 

また新規獲得・顧客維持レポートも徐々に請求してくれる方が

いて嬉しい限りです!ありがとうございます!

 

ではまた次回更新したいと思います!