ビジネスクイズ!あなたなら2軒目の店舗はどこに出す?

f:id:copymatsu:20180406081539j:plain

クイズ!あなたが経営者なら2軒目の店舗はどこに出す?
 
A.人通りの多い1つ先の駅近に出す。
B.ほかの地域の新規獲得の為、遠く離れた地域に店を出す。
C.店が上手くいっていることをアピールする為、地元に店を出す。
D.今の店舗から徒歩5分の近い場所に出す。
 
 
 
もしあなたが飲食店の経営者ならどうしますか?
 
あなたのお店は、毎日お客さんが来店してくれて、
週末には行列を作っている人気店です。
そして常連客も日増しに増えてきています。
 
忙しい日々を送っているあなたですが
毎日、充実感を持って過ごしていました。
 
月に一回開いているミーティングで
マネージャーがある話を口にしました。
 
「店長、2軒目を出してみませんか?」
「そうだなあ…売上も毎月順調だし、
ちょっと視野に入れてみるか?」
「新しく店舗を出すとしたら場所が重要ですよね。
どこに出しましょうか?」
 
新しく店舗を出すなら
大きな資金が投入されます。
しっかりと回収することも
考えなければなりません。
 
さてここでクイズです。
二店舗目を出すとしたら
あなたはどこに出しますか?
 
A.人通りの多い1つ先の駅近に出す。
B.ほかの地域の新規獲得の為、
遠く離れた地域に店を出す。
C.店が上手くいっていることを
アピールする為、地元に店を出す。
D.今の店舗から徒歩5分の近い場所に出す。
 
 
それではシンキングタイム!
(ヒント:競合がいることを考えてみてください)
タイムアップ!終了です!!
 
あなたはどれを選びましたか?
私はDを選びました。なぜDかって?
 
だって飲食店であり、週末は行列を作るのであれば
人手が足りないときに近くの店舗から
スタッフをヘルプで呼べるし、
材料、調味料もお互いに貸し借りができるからです。
 
そしてうちの店舗で満席であれば
近くの店舗に案内することもできるからです。
 
その地域での知名度も上がりますしね。
自分の2つの店舗で商圏から
得られる利益を最大化できるからです。
 
その地域で広告、チラシを巻く時も
一回の配布で2軒分の広告を打つことができるからです。
店舗が近ければ2軒分のチラシをまく必要はありませんよね。
 
 
さて、正解はというと…Dです。
これはかなり実践的なビジネス誌で
書いてあったことなのですが
1店舗の近くに2店舗を出すことは
店舗ビジネスの基本らしいです。
 
そういえばコンビニも
とても近い距離で同じセブンイレブン
見たことが何回もあります。
なんでだろうと思っていたんですよね。
 
とりあえず私は正解したので歓喜しているのですが
1店舗の近くに2店舗を出す理屈というか
根拠が腑に落ちる内容だったので
その根拠を皆さんに共有したいと思います。
 
 
根拠その1:広告費の削減
 
中小企業、個人事業主にとって広告費は
そう簡単に多くを出すことはできません。
2店舗目とはいえコストのやりくりには
慎重にならなくてはいけません。
 
すぐ近くに店舗を設置することによって
広告に2店舗の宣伝を同時に行うことができます。
2軒の宣伝を1回の広告で出せるのはとても大きく
反応もより良いものになります。
 
根拠その2:商圏内利益最大化
 
1軒目の店舗で行列が並ぶくらいの人気店なら
なおさら近くに店舗に出す方が良いそうです。
行列ができることはそのエリアで
まだまだ伸びる可能性があります。
そして行列を待てないお客さんが
他の競合に逃げてしまうことがあるからです。
 
近くに店舗を構えていれば
行列ができてもすぐに案内をすることで
そのエリアの取りこぼしを防ぐことができます。
 
根拠その3:他エリアでは競合が存在する
 
A、B、Cがなぜ間違いかというと
他のエリアには競合がいることを
無視していることが挙げられます
 
別のエリアでは
そのエリアの繁盛店が存在しています。
特に何年も前から営業している繁盛店がいると厄介で
そのエリアでの見込み客含む常連客が
そのお店から離れないのです。
 
繁盛店だけでなくそのエリアの2位3位の
店舗との競争は避けられません。
なので他エリアへの出店は
かなり厳しい戦いになります。
 
根拠その4赤字を防げない
 
他のエリアで店舗を出し、
競合店舗と争うとほぼ間違いなく
赤字が発生します。
 
そうすると2軒目の店舗の赤字取り消しのために
1軒目の店舗から利益を補てんすることになります。
 
今後の店舗の成長のために使われる利益を
2軒目の赤字消しのために使われるので
店舗全体の資金力が落ちてくるのです。
 
2軒目の赤字が続くと立ち戻すのに
何年もかかることになるのです。
なので店舗を出す場所は慎重に選びましょう。
 
 
上記の理由から他エリアに店舗を出すことは
とても危険であることがわかりますね。
 
私もある程度は予想はできたのですが
他の競合については頭が回っていませんでした。
こういうことを勉強すると
新しい発見があって楽しいですよね。
 
 
 
社会人になる前に知っておきたかった!あらゆる分野で結果を出すための上達3原則
 
社長だけができる競合と差別化する方法
 
新規集客を成功させる秘訣
 
 
オンラインでもオフラインでも
この先、時代に左右されない収益の基盤を作りたいなら…
中小企業経営者、個人事業主のための
安定して順調に成長していくビジネスを作る方法
 
【ビジネスの売り上げを毎月改善させる方法】
 
ビジネスをもっと成長させ、価値提供をしようとしている
あなたに特別なプレゼント!
・ビジネス の売上を毎月改善させる方法
・即実行可能!売上アップ6つの方法
・顧客が離れていく理由とリピート客が生まれる原則
・成約に結びつけるレスポンス広告18の基本チェックリスト
・OATHの法則に基づく見込み客の人行きレベルに合わせた3つの適切なアプローチ方法